11月, 2008年
日本人の愛した色 (吉岡 幸雄)
今回は日本の伝統色の本のご紹介です。
題名: 日本人の愛した色
著者:吉岡 幸雄
出版社:新潮社
価格:¥1,260
発売日:2008年1月
対象:染色、草木染に興味がある方
難易度(5段階) :★★☆☆☆
評価(5段階):★★★★★
内容:それぞれの色と日本史との関係を解説
レビュー:
著書の吉岡氏は、吉岡憲法染の流れを汲む、京都の「染司よしおか」の5代目当主で、伝統的な植物染にこだわった仕事をなさっている方です。
赤、紫、青・緑、金・黄、茶・黒の色毎に、色と日本人の関わりや染色方法などについての記述があります。いつの時代にどこにどんな色が使われていたか、どんな書物に出てくるか、話題性が豊富で改めて日本人の心の根底にある色の存在を実感します。
読むにあたっては、日本史の基礎知識があったほうがよりよいと思います。
一色一生 (志村 ふくみ)
今日は人間国宝である染織家のお書きになった本のご紹介です。
題名: 一色一生
著者:志村 ふくみ
出版社:講談社
価格:¥1,029
発売日:1994年1月
対象:染色、草木染に興味がある方
難易度(5段階) :★★☆☆☆
評価(5段階):★★★★☆
内容:染織家志村ふくみさんのエッセイ
レビュー:
著者の志村ふくみさんのことを知らずに、たまたま本屋で見て「一色一生」という題名に惹かれて買いました。
とてもご謙遜された文章で、ご自身の実績はほとんどかかれておらず、ふくみさんの染織家人生に影響を与えた人々への感謝の気持ちで埋め尽くされています。厳しい道を経て染織の大家となってもなお、人に敬意を払うことを忘れないなんて、素敵な方だなあと思いました。
草木染めには命があり、その命を輝かせることができるかどうかは染める人による・・・というような内容がとても印象的でした。信念と情熱をもって仕事を続けるということができる方だからこそ、人間国宝まで登りつめられたのかも知れません。
幸運を引き寄せるカラーセラピー (池田朝子)
今日はカラーセラピーに関する本のご紹介です。
題名: 幸運を引き寄せるカラーセラピー 色のパワーを味方につけて、もっと元気に、魅力的になる!!
著者:池田 朝子
出版社:新星出版社
価格:¥1,365
発売日:2008年4月
対象:色彩で自分の心理状態を把握したい方
難易度(5段階) :★★★☆☆
評価(5段階):★★★★☆
内容:カラーワークを通じて自分の状態を知る
レビュー:
前半は、数々のカラーワークを通じて、自分の現在の状態、過去の状態、今後のあり方を深く知るようにできています。実際、カラーワークを真面目にやると、色と自分自身とのかかわりに関して意外な発見も多いと思います。
後半は、仕事・恋愛など分野別にテーマカラーを探すカラーワークになります。
この本の一つの特徴でもあるのが、「色」の解説だけでなく、一般的な恋愛論、仕事論、エゴグラムなどの解説にまで踏み込んでいるところ。筆者のキャリアならではのアプローチだと思います。カラーワークの結果のすべてを本書でカバーできていないのは少し残念ですが、 恋愛・仕事などでの自己実現の手段として「色」を使いこなしてみたいという方にはオススメです。





